愛犬家にはたまらない世界観の「いとしのムーコ」。犬のムーコと飼い主の小松さんを中心に描かれる日常をご紹介していきます。
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概要

2011年から「イブニング」で連載されている「いとしのムーコ」は、漫画家・みずしな孝之先生による犬と人間の日常生活を描いた作品で、第13巻まで刊行しています(2018年11月時点)。2013年と2014年にはフジテレビで、2015年10月からはテレビ東京を中心に、短編アニメが放送されていました。
ムーコはモデル犬が存在する
2019個 のせようとおもったけど むずかしかったです…ことしもよろしくおねがいします! pic.twitter.com/riEgyoq9SK
— ムーコ (@muco_vetro) 2019年1月2日
「いとしのムーコ」に登場する犬のムーコと、ムーコの飼い主でガラス職人のこまつさん、うしこうさんなどは実在しています。実際のムーコちゃんは、ムーコの飼い主・小松さんのガラス工房に訪れる人を迎える看板犬をしていました。
残念ながら2016年には、高齢を理由に看板犬を引退してしまいましたが、2018年現在でも、ツイッターでは可愛い姿を披露し続けています。
「いとしのムーコ」では、こまつさんとムーコの1匹の暮しですが、現実のムーコちゃんは、白と黒の柄の犬「ポコ」ちゃんと一緒に気ままに生活しています。ツイッターでは「いとしのムーコ」が販売される時や、「いとしのムーコ」関連のお知らせを現実のムーコちゃんがしてくれるので、ムーコツイッターもチェックです!
あらすじ

ムーコの飼い主のこまつさんは「GLASS STUDIO amato」というガラス工房を自然豊かな場所で営んでいます。こまつさんと一緒に生活しているのは、柴犬に似た愛犬のムーコちゃん。こまつさんがムーコにくれたタオルを『ぴーっ』と引っ張るのが大好きです。
こまつさんがとても大好きで、いつかこまつさんが自分と同じ犬になって欲しいと考えているかわいいわんこです。
こまつさんのところには、ガラス製品を購入するお客さんの他にも、古くからの友人のうしこうさんや、うしこうの行きつけのバー「BAR BORDER」のマスター・棒田さんと、娘の玲奈ちゃん、こまつさんのガラス工房をカフェと間違えて来店してきた篠原さんなどがやって来ます。
感想
ムーコの明るい性格が魅力!

「いとしのムーコ」のムーコちゃんはとにかく可愛いっ!です。犬を飼っている人ならば「ムーコちゃんの仕草、あるある!」「きっと、うちの子もムーコちゃんみたいなこと考えているんだろうな」とうなずくシーンが満載です。
ムーコちゃんの自慢は、自分の鼻が黒くてツヤツヤなところ。犬にとって、鼻が黒くてとツヤツヤしているのは、健康な証拠のバロメーターといわれています。なので、ムーコちゃんは、『自分は健康犬!』と主張しているんですよね(ムーコちゃんは気づいていませんが…)。それがまた飼い主目線で見るととっても可愛いんです。
ムーコはこまつさんが大好き!
そして、犬の飼い主に忠実な性格は、ムーコちゃんも同じで、『小松さんラブ』はどの回でも描かれています。特に女性の篠原さんがこまつさんと接する時には、お腹の調子が悪くなってしまい、ムーコちゃんが戸惑っているのが可愛いですよね。
予防接種などで連れて行かれる動物病院での表情や、うしこうさんとこまつさんの接し方が明らかに違うのも笑ってしまいます。残念なのは、ムーコちゃんとこまつさんが、現実と同じく会話できないことですね。
ムーコちゃんもこまつさんもお互いを思いやって行動しているのに、意思疎通ができない…。これが、2人を見ているこちら側としては、痛いほど切ないのですが、ムーコちゃんの底抜けに明るい性格がその切なさを帳消ししてくれます。