「ゆるキャン△」の第2巻に登場したキャンプ場は、湖畔を楽しめるキャンプ場から、景色の綺麗な場所まで登場しました。
志摩リンちゃんがキャンプを行った高ボッチ高原では、「キャンプは禁止」という事実もしりました。詳しくお伝えしていきます!
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野クルがパインウッドオートキャンプ場で初キャンプを楽しんでいる一方で、リンは、バイクの免許を取得し初めてのキャンプを高ボッチ高原で楽しんでいます。カレーメン以外のスープパスタ(高ボッチ山)を作ったリンちゃんの様子がかわいくて、同じようにスープパスタを高ボッチ高原で食べてみたいと思った人も多いはず。
また、リンが行った時期には高ボッチ鉱泉はオフシーズンになってしまい、思わず
「おいまじか」(志摩リン)
(「ゆるキャン△」第2巻から引用)
と、リンらしい感想を言って立ち去っています。
見晴らしが良かった高ボッチ高原ですが、実際にはキャンプは禁止されています。2018年11月現在で、高ボッチ高原は、国定公園内にあり、野営やキャンプを行うのは禁止されているのが理由です。
国定公園(こくていこうえん)とは、日本において国立公園に準じる景勝地として自然公園法に基づいて環境大臣が指定した公園。国立公園が国の直接管理なのに対し、国定公園は都道府県が管理する。
国定公園Wikipediaより引用
国定公園の高ボッチ高原の周辺は第1,2,3種特別地域(自然公園における行為の規則)に指定されています。高ボッチ高原の自然を維持するために、キャンプや焚き火は禁止ということのようです(塩尻市HP)。
残念ながらキャンプはできませんが、高ボッチ高原から眺める景観は素晴らしいので、観光するのもいいですね。
3-4-5 テント・タープ等設置可能エリア(地図:P14 参照)
管理棟(自然保護センター)の付近に、テント・タープ設置可能エリアを設け、利用ルー ルを作成し、他の利用者の妨げとなる行為の防止や、公園内の各所に許可なく設置されてい るテント等による希少動植物の損傷を防止するとともに適正な利用を図る。
なお、管理棟北側のテント・タープ等設置可能エリアについては、大勢の利用が見込まれ るイベント開催時(観光草競馬大会等)においては、駐車場としての利用を優先し、テント・ タープ等の設置はできないものとする。
令和元年5月9日に改訂された「高ボッチ高原環境管理ガイドライン」 によると、テントが張れるエリアを設けたそうです。キャンパーとしては嬉しいルール変更ですね☺️
※環境保護のため、ペットは禁止になっています。
高ボッチ高原は国定公園内にあるためキャンプ禁止でしたが、リンちゃんはどこでキャンプをしたのでしょうか?調べてみると、高ボッチにはかつて山荘が運営しているキャンプ場がありました。山荘をバックにテントを張っているリンちゃんが確認できるので、山荘のキャンプ場でキャンプをしたのだと思われます。
リンちゃんがキャンプをした高ボッチ山荘キャンプ場は、数年前の火事が元で山荘が全焼し、以降キャンプ場は閉鎖となってしまいます。火事以降、自然保護センター周辺がキャンプや焚き火などの火を使用する行為は禁止になってしまったそうです。
リンが新しい焚き火グリルを購入し、なでしこと焼き肉キャンプに向かった場所は、四尾連湖でした。モデルになったキャンプ場は四尾連湖にある「四尾連湖 水明荘」です。リンとなでしこは行きは一輪車で運び、帰りはなでしこは一輪車、リンは有料のカヌーで荷物を運んで帰っていました。
リンとなでしこのエピソードで登場したとおり、キャンプできる場所は、駐車場から少し離れてます。荷物を運ぶのにはキャンプ場に置いてある一輪車で運ぶか、キャンプカートを持参する必要があります。
個人的には、リンやなでしこみたいに四尾連湖でミニマムキャンプをしてみたいと思っていますが、キャンプ道具が多いと搬入に苦労しそうだなと思います。キャンプ道具の搬入には苦労しますが、その先には湖畔キャンプが待っているのが魅力です。
そして、リンとなでしこが楽しんだように、直火OKのサイトがあるのも魅力!焚き火台を使用せずに直火で焚き火を楽しめるキャンプ場は年々減ってきているので、焚き火大好きなキャンパーにはうれしいキャンプ場になっています。
四尾連湖 水明荘は、2018年10月にはBS日テレで放送されている「極上! 三ツ星キャンプ」のロケ地としても選ばれていました。アウトドアの達人・田中ケンさんが、リカコさんを、美味しいキャンプ料理とカヌーでおもてなししています。
ケンさんみたいに自前のカヌーを持っている人は少ないと思いますが、アクティビティとしても人気のカヌー。四尾連湖 水明荘では、カヌーのアクティビティもでき、キャンプ道具も運べると、カヌーを楽しめます。
新型コロナウィルスの感染拡大で、キャンプを我慢しているキャンパーさん、ぜひ、なでしこやリンをソロキャンプさせてみたらいかがでしょうか✨
※新型コロナウィルスの感染予防のため、ルールが変更しています。詳しくは公式HPをご確認ください。
「ゆるキャン△」第2巻に登場したキャンプ場をご紹介していきました。第2巻では、国定公園内にある高ボッチ高原はキャンプはできませんが、日本一のシャッタースポットといわれるくらいの絶景ポイントです。私も、ぜひ一度は行ってみたいと思っています!