『北軽井沢スウィートグラス』は、初心者キャンパーからベテランキャンパーまで人気のキャンプ場です。私も何度もお世話になっている『北軽井沢スウィートグラス』をご紹介していきます!
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北軽井沢スウィートグラスとは?
『北軽井沢スウィートグラス』は、群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢にあります。天気の良い日には浅間山がきれいに見え、冬には雪景色を楽しめるキャンプ場です。毎年人気のキャンプ場としてキャンプメディアで取り上げられるので、キャンパーさんには超有名なキャンプ場のひとつ。
数年前まで画像のように可愛いティピが入り口付近にありましたが、老朽化のために2018年時点ではすでに撤去されています。
決め手はペット3匹OKのキャンプ場だったから
私がキャンプを始めてすぐの頃、ネット検索をしていたら人気のキャンプ場として北軽井沢スウィートグラスがいろいろなサイトで登場していました。この時にはまだテントを設営するのも苦戦していた頃だったと記憶しています。
そして、キャンプを始めたばかりの頃は3匹飼っていました。「愛犬たちと楽しくキャンプをしたい」と思ってキャンプを始めたのですが、3匹OKなキャンプ場が少なかったんですね。
北軽井沢スウィートグラスもほとんどのキャンプサイトが2匹までなのですが、ドックランサイトだけ3匹OKという表示をHPで観て「次のキャンプは北軽井沢スウィートグラスでしよう!」と決めたのです。
フリードックランサイトが居心地よかった
キャンプの当日は雨が降ってしまいます。しかし、フリードックランサイトはウッドチップがサイト内に敷いてあるので快適に過ごせました。犬たちも雨が止んだら嬉しそうにサイト内を走りまわっていたので、リピート必須のキャンプ場としてたびたび訪れようと帰路につきました。
また、別の日に再度訪れた時にキャンプ場内を散策すると、広いドックランがありました。その奥には、ちょっとした散策エリア(滝あり)も!この時にはもう数回訪れていたのですが、新たな発見をして楽しかったです。
ドックランや滝の他にも、ドックランサイトの奥にもイベントエリアがあるのを知りました。軽井沢観光をしなくても、北軽井沢スウィートグラス内を散策しながらキャンプを楽しむのもリラックスできます。
それから数年経過し、愛犬が1匹減り2匹に…
スタッフさんの優しい対応が魅力
初めて北軽井沢スウィートグラスを訪れててから数年後、愛犬が1匹亡くなり2匹となります。2匹になると北軽井沢スウィートグラスではキャンプできるエリアが増えます。ガーデンサイトは、ペットをフリーにできるサイトですが、浅間山が見えたり、炊事場に近くなったりと、キャンプ場の隅にあったフリードックランサイトよりキャンプ感を満喫できます。
ガーデンサイトを訪れた夏のキャンプでは、夜に雷と大雨で天気が大荒れ…。雨雲レーダーを確認しながら過ごしていると、北軽井沢スウィートグラスのスタッフさんが見回りに来てくれます。「大丈夫ですか?眠っていたらお声はかけないつもりだったんですが…」とスタッフさんは小さい声で話しかけてくれました。
「何かあったらすぐ声かけてくださいね」とサイトからスタッフさんは離れていきましたが、夜でも声かけてもらうと頼もしいですよね。
また、定期的にキャンプ場内で車に乗ってキャンプ場内を回ることが出来たり、ハンドメイドを楽しめるイベントが平日や土日関係なく開催されています。
また多くのキャンパーが訪れる土日や連休などには、野菜やパンの販売なども開催しています。
厳しいルールも…
優しい北軽井沢スウィートグラスですが、厳しいルールを設けています。一番厳しいのは、『消灯時間』です。北軽井沢スウィートグラスの消灯時間はPM11:00。
消灯時間の話は、チェックイン時にも話がありますが、「うるさいサイトがあれば、我慢せずにすぐ管理棟まで連絡してください」というニュアンスの話も併せてスタッフさんから言われます。
それでもPM11:00近くまで騒いでいるキャンプサイトがあるのは、キャンパーあるあるとしてキャンプをしているなら体験します。
キャンプを始めた最初の頃は「うるさなぁ…」と思っていましたが、設営の疲れや中日の観光地巡りの疲れもあって私はほとんど気にならなくなってきました(笑)。ところが北軽井沢スウィートグラスは、消灯時間を過ぎると静かになるのがほとんどです。
その理由は、スタッフさんが明りのついているキャンプサイトに声を掛けて回っているからでした。「巡回はなかった」というレビューがあるサイトもありますが、私が訪れた時にはスタッフさんが巡回をして消灯を促していました。
キャビンやコテージの種類も豊富!
最低限の装備で楽しめる
北軽井沢スウィートグラスでは、キャンプエリアの他にキャビンやコテージに泊まれるエリアがあります。前から気になっていた北軽井沢スウィートグラスのキャビンやコテージ。キャンプを行う日程が早めにわかったので、2018年11月に初めてキャビンに3泊4日で宿泊してきました。
北軽井沢スウィートグラスには、ハンモックが楽しめるキャビンや、おとぎの国から出てきたコテージ、グループでワイワイ楽しめるコテージなど数十棟あります。その中でも我が家が選んだのは、小さいですがドックランのあるキャビンの『サンルーフキャビンwithドッグ』です。
寝袋、毛布、クーラーボックスは持参が必要ですが、その他の椅子やテーブル、食器類や食器用洗剤まで完備していました(その他にジャグ、おかま、やかん、鉄グリルパンは無料貸し出し)。
ただし、キャビンは簡単な水の出ない洗面台はあるもののトイレやお風呂はついていません(コテージはキッチン、バス、トイレ付きただし、お値段はキャビンより高め)。トイレやお風呂、食器を洗える炊事場は他のキャンパーさんたちと共同の施設を利用するのですが、キャンプをしたことのない初心者でもキャビンでアウトドアを楽しめます。
私の場合は、いつも持っていく道具を家に置いていくという作業が面倒だったので、テント以外は積んできました。
キャビンやコテージでは薪ストーブが楽しめる
キャビンやコテージでは、薪ストーブを楽しめるのが魅力なのですが、私はキャンプではストーブを使用しているので、薪ストーブを扱ったことがありません。
冬のキャンプを楽しむためにあったかいアイテムである薪ストーブをきちんと覚えよう!と以前から思っていたのですが、車載の関係もあり薪ストーブは未体験…。
不安を抱えてチェックインすると、15分程度の薪ストーブの講習会(講習会を受けないと薪ストーブは使用不可)があり、薪ストーブを安全に使うことができました。
また、夕方には「何か困ったことありませんか?」とスタッフさんが声を掛けてくれます。スタッフさんの声掛けは、3泊すべてありました。ちょっと困ったことがあっても、管理棟に行きずらいな、ちょっとなら我慢しちゃおう…と考えるタイプの人にもありがたい声掛けだと思います。
お世話になったサンルーフキャビンwithドッグでは、デッキ部分にもう1台の料理用薪ストーブ『eストーブ』が設置されていました。eストーブでは、おかまでご飯が炊けたり、オーブン部分でピザが焼けたりとオーブン料理を堪能できます。
事前のネット検索で調べていた私は、ピザやクッキーを作ってみようと食材を用意していました。火力の調整は難しいですが、完成したピザやクッキーはキャンプの想い出の一つとなりました。
北軽井沢スウィートグラスの全体の施設は?
キャンプエリアとキャビンで何度か過ごさせてもらいましたが、この項目では全体の施設を紹介していきますね。まずは、チェックインでお世話になる管理棟。画像は無いのですが(またキャンプをした時に撮影してきます…)、キャビンと同じく可愛らしいカントリー調の管理棟になっています。
チェックインを済ませた後、すぐに別のスタッフさんから、北軽井沢スウィートグラスのシステムについて(サイトごとのファイルを貰って、消灯時間やゴミ出しなどの説明を受けます)話を聞いてからキャンプエリアへ移動します。
この2段階のステップを踏んでいる時が、北軽井沢スウィートグラスに来たなぁと実感する瞬間ですね。
管理棟の受付の裏にコインランドリー、コインシャワー、トイレ、そして薪で焚くお風呂『薪焚きの湯』があります。
コインランドリー
コインランドリーは、管理棟の部分に2ヶ所(薪焚きの湯内の廊下にも数台あり)、ガーデンサイトの近くの炊事場付近にもあります。ただ、ガーデンサイト近くのコインランドリーは大容量なので、少しの洗濯をしたいというのであれば、管理棟のコインランドリーが値段的にもオススメです。※冬季期間はコインシャワー前のコインランドリーは使用不可なので、薪焚きの湯内のコインランドリーのみの使用が可能。
コインシャワー
コインシャワーは、管理棟とガーデンサイトの近くの2ヶ所にあります。管理棟のコインシャワーは普通の個室タイプのコインシャワーでしたが、ガーデンサイト近くのコインシャワーは、簡易タイプなので好みは分かれるのかな?という印象ですね。冬季期間はどちらも使用不可になります。
薪で焚くお風呂『薪焚きの湯』
2016年に新しくできた薪で焚くお風呂『薪焚きの湯』は、薪でお風呂のお湯を焚く以外は、中は普通のお風呂です。しかも、お風呂のお湯出しからお湯を抜いて簡単な掃除をして上がらなくてはならないというのもプラスされているので、入る前は面倒だなぁと考えていました。
実際に薪焚きの湯に入ってみると、キャンプ場で普通のお風呂に入れるというのが、逆に嬉しくて病みつきになっちゃうんですよ。追い炊き機能はありませんが、薪で焚いているからかお湯の温度は高めで、入浴後は体がぽかぽかと芯まで温まり、寝袋に入って熟睡できます。
通常45分で1200円、1時間15分で2000円という値段ですが、人数で割ると温泉施設に行くよりとてもリーズナブルです。そのため、事前予約しないと入浴できない場合もありました。
炊事場はお湯が出ます
何ヶ所もある炊事場は、どの場所もお湯が出ます。コテージとキャビンが多く位置している炊事場に行くとストーブが置いてありました。一方のキャンプサイトが多く位置している炊事場(ガーデンサイト、キャンプサイトの中央の場所)では、広い炊事場が設置されています。
トイレは?
トイレは、確認した(入ってみた)だけで4ヶ所あります。管理棟にあるトイレは、昔ながらの公衆トイレという感じで、ガーデンサイトの近くにあるトイレも同じです。
キャビンとコテージの炊事場の脇にあるトイレと、キャンプサイトの中央に位置しているトイレがログコテージと同じ雰囲気のトイレがあり、木の香りがするのとほっとする空間なので、私は気に入っています。
- 住所 群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢1990-579
- TEL
- 管理棟営業時間 平日・日曜日 PM18:00まで
土曜日・GW・夏休みなど 20:00まで - チェックイン PM13:00~PM18:00(キャンプエリア) PM14:00~PM18:00(キャビン・コテージ)
- チェックアウト AM08:00~AM11:30(キャンプエリア) AM08:00~AM10:30(キャビン・コテージ)
- テントサイト フリー、電源サイト、区画サイト
- ペット 可(基本は2頭まで。フリードックサイトのみ3頭)
- ゴミ 捨てられます
- その他 連泊で割引制度や会員制度を利用するとお得になります
まとめ
北軽井沢スウィートグラスに行った時の感想を交えて紹介してきました。2019年3月に連休が取れるので、もう一度キャビン泊を予約しようとしたら、改装でお休み…。進化をし続けながら、人気を維持し続ける北軽井沢スウィートグラスにまた伺いたいと思っています!