きままなブログ
Webライターがキャンプと漫画を気ままに語ります
キャンプ&アウトドア PR

御岳山~日ノ出山ハイキング

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

2019年8月25日に御岳山~日ノ出山へハイキングに出掛けました。初心者でも登れる低山を楽しんでいる模様をご紹介します。

Contents

御岳山を目指してバス移動

自宅の最寄りの駅から、御岳山近くの駅まで向かいます。電車ではJR青梅線の『御嶽駅』が最寄り駅になります。御嶽駅から西東京バスでケーブルカーの乗れるバスの終点『ケーブルカー下』まで向かいます。

今回は、本当に初心者でもあるけるルートなので、ケーブルカー利用ですが、バス停『ケーブルカー下』からケーブルカー乗り場まで徒歩で3分ほどあるきます。この徒歩3分は、急な上り坂になるので、かなり体力を奪われます(笑)。

朝9時頃にケーブルカーに乗りましたが、この日は夏休みの日曜日だったので、多くの観光客や登山客が多く、ケーブルカーに乗るまでに2回ほど待ちました。ケーブルカーはペットも一緒に乗れるため、車内にはペット用の乗る場所も設けられています。

ケーブルカー乗り場の『滝本駅』から5分ほどケーブルカーを乗ると、『御岳山駅』に到着しました。この日は、午後から雨が降るかも…という天候でしたが、御岳山駅に到着するとうっすらと景色を楽しむことができました。

御岳山駅のそばには、レンゲショウマの群生地があります。2019年7月13日~9月16日までが見ごろで、この日も多くの人がレンゲショウマを楽しんでいました。

レンゲショウマ(蓮華升麻)はキンポウゲ科の多年草の植物で、日本特産です。特に御岳山は関東で一番の群生地となっているそうで、その数はなんと5万本!

大群なイメージを持てそうですが、実際のレンゲショウマは下向きに花が咲き、とても儚く、かわいらしい花です。可憐で涼しげな色合いから『夏の妖精』と呼ばれています。

レンゲショウマの他にもかわいいこんな花や。

何かの植物の実?も自生していました。名前が分からなくても、観れるだけで癒されちゃいます。

武蔵御岳神社へ

レンゲショウマの群生地を抜けて、風情のある宿坊やお土産物屋さんを抜けると、武蔵御嶽神社に到着します。レンゲショウマの群生地から武蔵御嶽神社までは、ひたすら急な坂道を登って行くのですが、これがかなりきつかったです。

武蔵御嶽神社は、関東霊山として信仰されてきた由緒ある神社の一つです。参拝を済ませて、御朱印をいただいている間に奥の方に向かいます。

武蔵御嶽神社の奥が御岳山山頂となります。武蔵御嶽神社には「おいぬ様」が守り神でいるそう。武蔵御嶽神社の本殿の狛犬は、狼。なぜ狼かというのは、武蔵御嶽神社のHPに「おいぬ様」信仰として「日本書記」で記されています。

「日本武尊(やまとたける)が東征の際、この御岳山から西北に進もうとされたとき、深山の邪神が大きな白鹿と化して道を塞いだ。尊は山山蒜(やまびる=野蒜)で大鹿を退治したが、そのとき山谷鳴動して雲霧が発生し、道に迷われてしまう。そこへ、忽然と白狼が西北へ尊の軍を導いた。尊は白狼に、『大口真神(おおぐちまがみ)』としてこの御岳山に留まり、すべての魔物を退治せよ』と仰せられた。

武蔵御嶽神社のHPより引用~

日本書記に記されている、武蔵御嶽神社の(武州御嶽山)の「おいぬ様」はニホンオオカミだそう。今ではニホンオオカミは絶滅してしまいましたが、一昔前までは、御岳山でニホンオオカミが畑を荒らす害獣を駆除し、人間と共存していたのだそう。

ニホンオオカミが「おいぬ様」の武蔵御嶽神社は、愛犬の健康を願う人が多く訪れます。多くの人の要望があり、武蔵御嶽神社では愛犬祈願を社頭で行っているそうです。愛犬にちなんだお守りもあり、たくさんのわんこが訪れているわんことお参りができる神社となっています。

武蔵御嶽神社からロックガーデンを目指す

武蔵御嶽神社から出発して、ロックガーデンを目指してハイキングを始めます。武蔵御嶽神社からは下り坂が続くのですが、登山道は整備が行き届いてきて歩きやすかったです。

天狗岩ではロッククライミングをしている人を眺めながらパシャリ。すいすい登って行く姿に感動しちゃいました。

鉄のはしご(鉄の階段っぽかったですね)を何段も降りて、たどり着いたのが七代の滝。ここで、鉄のはしごとは別のルートを歩くと、これが急な階段の連続でバテバテとなってしまいました。

1時間以上階段を登った後、武蔵御嶽神社近くの茶屋さんまで戻ってきます。ロックガーデンに行くルートを間違えたことが発覚するのですが、まあ、しょうがないねーとみんなで気を取り直します。

ベンチで昼食

ロックガーデンへはいけませんでしたが、ここで昼食をとります。わたしはコンビニで購入したおにぎりと、あおさの味噌汁でお腹を満たし、友達が持ってきてくれたスイカやパイナップルで火照った体をクールダウンさせます。

ロックガーデンに行かなかったので、時間に余裕ができ、お昼休憩は1時間ほどわいわい話しながら過ごしました。

次は日ノ出山を目指して

お昼休憩を十分とった後、次は日ノ出山の山頂を目指します。御岳山から降りて再び下から日ノ出山を目指すわけではなく、2~300m付近からの山頂登頂のため、やや緩やかな道を歩いていきます。

日ノ出山山頂には1時間ぐらいで到着しました。日ノ出山に到着すると、さらに天気は回復していて、遠くのほうまで見えています。とても天気の良い日は、スカイツリーや都庁も確認できる日ノ出山ですが、この日は残念ながらいくら探しても発見できず…。

20分くらい日ノ出山の山頂の景色を楽しんだ後は、ひたすら下っていきます。最初は画像のような階段が多く規則的に降りられたのですが、途中からは石の多いルートをひたすら降りていきます。

日ノ出山山頂から目指している『つるつる温泉』まで3.6kmと表示されていましたが、この3.6kmがいくら降りても減りません。

やっと下山しかし…?

やっと日ノ出山から下山しました。下山した時刻は15時半です。降りたらあっという間につるつる温泉なのかと思ったら、なんと1.5km 先というではありませんか…。「あの標識、絶対直線距離だよね…」という私たちの心の声が口にも出ちゃったのは言うまでもありません(笑)。

日ノ出山登山口から、すぐのところの橋に不思議な置物が飾ってありました。

ザリガニ…?

ようやく、つるつる温泉到着

つるつる温泉で疲れた体を癒した後は、みんなで夕飯&お酒。次の山の計画を話したりしながら楽しく帰りのバスに乗り、御岳山~日ノ出山ハイキングはお開きになりました。

武蔵御嶽神社付近のお土産屋さんで購入したピン(御岳山929m、日ノ出山902m)、つるつる温泉で購入したもなかとドライフードの御嶽汁です。御嶽汁は、次回の山のお昼ご飯用に購入しました。

まとめ

天候も持ってくれたので、御岳山、日ノ出山の山頂両方とも景色が楽しめました。レンゲショウマの群生地も儚くてかわいくて魅了されました。宿坊もある御岳山、下山したらつるつる温泉がある日ノ出山、どちらもつらいルートがありましたが、今回も思いっきり運動したよいハイキングとなりました。

ABOUT ME
umechi
2016年からキャンプ系とアニメ&ドラマ系のWebライターをしています。 2018年にブログを開始し、趣味であるアウトドアの他に、捨て活、神経鞘腫のことなど、自分が興味のあるものをブログで発信しています。 2021年からは、愛犬たちとのVlogをYouTube「はなむぎチャンネル」で発信中です。 ※Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適正価格販売により収入を得ています。