2019年7月7日に訪れた栃木県日光市にある霧降高原のキスゲ平園地のニッコウキスゲの群生を楽しんできました。今回は、キスゲ平園地から移動して、隠れ三滝を散策した模様をご紹介します。
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霧降高原のキスゲ平園地・ニッコウキスゲの群生を散策

2019年7月7日に、栃木県日光市の霧降高原にあるキスゲ平園地にニッコウキスゲの群生を観に行きました。雨の降る中、急こう配な階段に疲れましたが、とてもきれいなニッコウキスゲの群生を観ることができて大満足!
しかし、山頂でのお昼ご飯は、天候の悪さと気温の低さで断念をし、別の場所で食べることにします。

霧降隠れ三滝

お蕎麦屋さんで昼食をとり、午後からは霧降高原にある隠れ三滝(丁字ヶ滝、マックラ滝、玉簾滝)をみにいくハイキングに行きます。上の画像のハイキングマップが配布されているそう(私は、友達からもらいました)。
主な時間も書いてあるので、初心者でもハイキングを楽しめます。では、いこう!とすると、友達が滝の様子などをお蕎麦屋さんに聞くと…
「山ヒル出るよ~」
…なんと。キスゲ平園地は標高が高いので山ヒルは出ないそうですが、隠れ三滝エリアは山ヒルが出るそう…。
最初は半信半疑でしたが、お蕎麦屋さんのおじちゃんの話を聞くうちに、私も含めどんどん刺されてしまう気になってきました。

「塩分けてあげるからもっていきなぁ~。山ヒルに刺されるのは、洗礼みたいなものだから」
と、お蕎麦屋さんのおじちゃんは、外で売っていたヤマメやあゆの塩焼き用の塩を分けてくれました(画像は、家に帰ってから撮影したものです)。
雨はまだまだ降り続き…

ザックを置いて身軽にし、モンベルのショルダーバックだけを持って、雨の中ハイキングに向かいます。途中車の走る道路(チロリン村やキスゲ平園地に迎かう道路)に出たりしながら、丁字ヶ滝の近くまで行きました。そこでは、女性が多いグループが丁字ヶ滝の入り口から出てきます。
「山ヒル出ますよ~!」
と女性の方々が口々に私たちに声を掛けてくれます。話を聞くと、1歩歩くごとに山ヒルが登ってきたり、靴下の間を縫って刺されるとのこと…。かなり驚いていると、私の仲間が何人か山ヒルの餌食(1人は刺されて血だらけ、他の数人に山ヒルがついている)になりました。
まだ山の中に入っていないのに、山ヒルの餌食になった仲間を観た私や女友達は、完全に入山を拒否(笑)。血だらけになってしまった仲間も入るのを断念し、丁字ヶ滝とみるグループとアスファルトの上を歩いてマックラ滝を観に行くグループと、2つのグループに分かれます。私はもちろん、アスファルトで歩ける道で行けるマックラ滝を目指すことに。

途中で人工的な滝を眺めながら、山ヒルトークをしながら歩きます。

水がきれいですね~。

音とともに目の前に現れたのがマックラ滝。

細い木の橋を女友達が慎重に渡って、マックラ滝の近くまで…。ところが、少し行った先に山ヒルがいたということで、行きより素早く戻ってきました(笑)。女友達が右手に持っているのは、山ヒルを払うために丁字ヶ滝で出会った人たちからもらった小枝です。
山ヒルは、動いていれば簡単に小枝で払えるそうで、肌にピッタリくっついてしまったら、塩を山ヒルにつけるとポロリと離れてくれました。
最後は霧降の滝へ…

マックラ滝で、別行動をとっていた仲間たち合流し、お蕎麦屋さんのところまで戻り、近くにある霧降の滝を観に行きます。霧降の滝は山のレストランの脇の道を歩いていくと展望台から眺めることができます。
隠れ三滝とは違い、霧降の滝までの約10分程度のルートは整備されているので観光客でも簡単に観れるのが魅力です。

木が多い茂っている季節だったので、霧降の滝の下の部分は画像ではよく見えていませんが、肉眼で見ると音とともに壮大な景色でした。霧降の滝を観た後は、1日中雨に降られて冷え切った体を温めに温泉に入り、帰路につきました。
隠れ三滝編まとめ

隠れ三滝は、山ヒルに怯えマックラ滝のみというヘタレ具合でしたが、マックラ滝も霧降の滝もとてもきれいな滝でした。今度は山ヒルのいない時期に滝を観にハイキングにきたいと思います!